教習所 > 運転免許の基礎知識 > ソボクな疑問を解決&解説 > 普通二種免許の教習内容って?
「タクシーやハイヤーの運転って、二種免許が必要なんだよね。二種免許って、かなり試験が厳しくてなかなか取れないって聞いたけど本当? 教習所ではどういう練習をしてるの?」
「二種免許は、“運転のプロ”として旅客車両の営業を行うことのできる免許です。その分、免許取得には高い運転技術が求められます。厳しい基準をクリアするために教習所ではどんな教習を受けるのか、ここで詳しく紹介します。指導員からのアドバイスも参考にしてくださいね! 二種免許は「プロとして仕事ができるほど、運転技術が高い」と認められたしるし。就職などの際、立派な資格として優遇されることもありますよ! 試験は厳しいですが、がんばりましょう。」
「二種といっても基本的なクルマの構造は変わらないんだから、普通免許を持っていれば今さら教習を受けることもないんじゃない?」
と思っていたら大間違いかも?
実は、二種免許の教習を受ける人にありがちな落とし穴があります。
今まで運転をしてきていた(一種・もしくは他の免許を持っている)ため、すでに自己流のクセがついてしまっていることです!
二種免許では心機一転!
「運転の基本ってこうだったんだ」という新たな気持ちで、教習を受けてくださいね。
普通車と同じ? または、どこが違う?
実際に教習を受けてみなければわからない、一種と二種の小さなようで大きな違い。
教習生がつまづきやすい教習項目について、アドバイスがありますよ!
走行中、「手を挙げている人に気づいたら路肩に寄せて停車」「お客さんから急にそこでいいよ!といわれた」…なんて、スムーズに停車したくても周囲のクルマがビュンビュン走ってる!…モタモタしていたらかえって迷惑になるし、何かコツはある?
現役・指導員からのワンポイントアドバイス
進路変更する際には、合図を出した後周囲の人に気づいてもらえるだけ待つことがルールです。
特に普通二種免許を取得される方は、合図を出した後すぐ進路変更されることが多いようですね。
今までの運転を通じて、悪い習慣が身についてしまっています。
3秒間の感覚を体得して、進路変更する都度、意識して直していく必要がありますね。
さて、普通免許だったら第一段階を修了した人は修了検定を受けることになりますね。
ですが、二種免許はすでに普通一種免許・もしくは他の免許を持っていることが前提なので、第二段階の路上教習へ進むための“仮免許の発行”の必要がありません。
場内コースとは違って、路上には街路樹や自転車、駐停車しているクルマ…などなど、障害物(?)がいっぱいです。
タクシーやハイヤーを実際に運転していると想定しつつ、周囲の安全に気を配りながら教習を進めていきましょう!
実際に営業することになった時、「おつりを渡してたら、後続車につっこまれちゃった!」
なんて事故があったら大変。
路上教習では実際にお客さんを乗せているつもりで、周囲の状況にも気配り・目配りした運転を心がけてくださいね。
タクシーやハイヤーの運転では、どうしてもお客さんと話をしたりする機会が多く、注意力が散漫になりがち。話してる途中にいきなり「そこで停めて」って言われたりしたら対応できる自信がないんだけど…。
現役・指導員からのワンポイントアドバイス
普通二種の運転では、お客様の乗降のため停車する機会が多くあります。
お客様からの急な依頼等の際にでも、違反場所に停車しないよう気をつけなければなりません。
正しいルールを理解して、しっかり実践できるようにしてくださいね。
地域の交通事情や一方通行の道路、または駐停車禁止のエリアなど、前もって知っていればスムーズにいくことも多いですよね。
二種免許は一種に比べて“より高度な技術”が求められますが、実際の運転は、技術だけでなくさらに接客業の厳しさを体験することも。
「二種免許を取得すること」を最終目的にするのではなく、ご自分のこれからの人生に活用できるものとして、教習と経験を積んでいってくださいね!
「学科教習なんか普通免許のときに受けてるから、当然、免除だよね!」
と思っている方はいませんか?
学科教習は、取得する免許が“一種”か“二種”かで内容が異なります。
今までに何らかの二種免許を取得している方以外は、今回の学科教習を受ける必要があります。
学科も、新たな気持ちを持って学習していってくださいね!
おすすめページ
関連ページ
運転免許&教習所ガイドでは、全国の教習所さから自分にピッタリの教習所を選ぶことができます! 全国の教習所250校以上と通学免許・合宿免許4500プラン以上を掲載! 全国の教習所を探す方法は他にも、希望取得免許、激安・格安、通学免許・合宿免許などをはじめとした様々な条件で教習所を選ぶことができます。