教習所 > 運転免許の基礎知識 > ソボクな疑問を解決&解説 > 原付免許どうやって取るの?
「原付って気軽に乗れて、近所を走るのには便利だよね。高校生でも乗れるみたいだけど、特に免許っていらないのかな?」
「高校生でも気軽に乗れますが、運転免許は当然必要ですよ! 16才以上から原付免許の取得ができます。自転車よりラクに遠出もできる原付、確かにとっても便利ですよね。誤解のないよう、しっかり講習を受けて安全運転をお願いします!」
「原付、原付って言うけど、要は小さいバイクのことでしょ?」
と思ってる方もいるでしょうか。
“原付”の正式名称は、“原動機付自転車”。
50ccまでの小型バイクを指し、いわゆる原付・原チャリと呼ばれることも多いです。
自動車の部類ではなく、自転車の部類になるんですね。
自転車の仲間とはいっても、運転するには免許が必要!
免許試験場で学科の試験に合格し、試験場・または指定自動車教習所にて、原付講習を受けることで交付されます。
原付(原動機付自転車)は、自動車ではなくあくまで自転車である以上、「時速30km以下」「二段階右折を守る」「高速道路走行および二人乗りは不可」などなど、走行には厳しい決まりがあります。
「時速30kmなんて、すぐ超えちゃうよ~」
「二段階右折って意味わかんないよ!」
と、普段から納得のいかない原付ユーザーの方もいるかもしれません。
いろいろ走行に制限があるのは、“原付はあくまで自転車”という分類によるんですね。
規定に沿った方法で、安全運転をお願いします!
原付免許に関する取得条件や、持参するもの・費用などについて説明します。
年齢 | 16歳以上 |
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視力 | 両眼で0.5以上 ※片眼が見えない場合は、他眼の視野が左右150度以上で視力0.5以上 |
その他 | ※運転免許の取消処分中、または停止処分中の方は受験資格なし ※運転免許証の取消処分を受けて 取消処分者講習を受けていない方は受験資格なし |
本籍の記載のある住民票の写し1通(または外国人の場合は外国人登録証明書等・現に他の免許を受けている方は、その運転免許証)
※ICカード免許証(本籍地の記載がない運転免許証)をお持ちの方は、「運転免許証」と「住民票」の両方とも必要になります。
申請用写真1枚
試験手数料 | 1,650円 |
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交付手数料 | 1,750円 |
原付講習料 | 4,050円 |
合計 | 7,450円 |
※原付講習を指定教習所で受ける場合は、そちらに講習料を払ってください。
原付免許は、自動車教習所に通って何時間もの教習を受ける必要はありません。
学科試験と原付講習(3時間ほど)だけなので、気軽に免許が取れる印象ですね。
ですが、それでもやはり公道を走行する免許証ですから、書類の申請・講習の受講など、もれのないようにきちんと手続きをしましょう!
申請書用紙に必要事項を記入し、写真や印紙などを貼ります。
視力検査を受けます。
特に問題がなければ学科試験に進む。
試験時間は30分で、合格基準は45点以上です。
合格した人は写真撮影に進みます。
実際に原付に乗ります。
指導員の後について、しっかり操作を学びましょう! ビデオ講習もあります。
晴れて免許証を取得! 即日交付が可能です。
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